アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2013年10月から5年半の間、累計ランキング1位を維持していた人気作品が原作になっています。
今回は、クリフ・グリモルの魔眼(眼帯)と死亡説、エリナリーゼとの結婚やプロフィールなどについてくわしく紹介します。
クリフ・グリモルとは?

クリフ・グリモルは天才魔術師のミリス教徒
クリフ・グリモルは、前髪で目元を隠している小柄な体格の自称天才魔術師です。
天才は自称ですが、幼少のころから魔術の才能に優れていたのは確かです。
クリフは人族と小人族のクオーターで、ミリス神聖国出身の敬虔なミリス教徒です。


自信家で空気が読めず喧嘩っ早い性格ですが、誠実で困った人を見過ごせない一面があります。
クリフの両親はミリス教団の権力争いに巻き込まれて亡くなったため、五歳まで孤児院で過ごしていました。
権力争いに勝利した祖父が教皇になったことで孤児院から引き取りましたが、数年後また教団内で権力争いが激化したため、クリフを守るためにラノア王国のラノア魔法大学に留学させています。

ラノア魔法大学では特別生として入学したルーデウスの一学年先輩になります。
クリフは孤児院時代、冒険者になった先輩から話を聞いて冒険者に憧れていました。
13歳のある日、教団に内緒で冒険者登録をしたとき、ゴブリン退治に来ていたエリスと出会っています(ルーデウスがパウロと再会して親子げんかした日です)。

のちにクリフとルーデウスはラノア魔法大学で出会い、やがて家族ぐるみでつきあうほどの関係になります。
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クリフ・グリモルのプロフィール
本名:クリフ・グリモル
別名:賢者の卵
年齢:16歳(初登場時)
出身:ミリス神聖国ミリシオン
種族:人族と小人族のクオーター
宗教:ミリス教
魔術:風・水・火・土・治癒・解毒・神撃魔術上級、結界魔術中級
特技:魔道具作成
短所:空気が読めない(長所になるときもある)
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クリフ・グリモルの魔眼とは?

クリフ・グリモルの魔眼は識別眼
クリフ・グリモルは魔界大帝キシリカ・キシリスから魔眼の一つ、識別眼をもらいました。
識別眼は、キシリカにわかる物体の詳細が見える魔眼で、キシリカの知らないものは詳細が見えませんし、勘違いして覚えていれば間違った詳細が見えます。
そして識別眼を使いこなすには魔力の制御が必要で、クリフは制御がうまくできないので通常は眼帯をつけています。
日本から転移してきたナナホシ・シズカが、魔力が関係する病気のドライン病にかかりました。
ナナホシは前世の男性がトラックにはねられる現場にいた女子高校生で、転移したあと龍神オルステッドに助けられて面倒を見てもらっていました。

ドライン病はこの世界で七千年前に根絶した病気で、治療法は誰もわかりませんでした。
そこでクリフたちは治療法を知っているかも知れない人物、一万年前から生きているキシリカ・キシリスに会うため魔大陸へ行きます。
甲龍王ペルギウスの協力で転移魔法陣を使ってリカリスへ飛んだクリフたちが食事をしようとすると、屋台にいた乞食が人に食べ物をたかっていました。
ほとんどの人が乞食を邪険に扱いますが、敬虔なミリス教徒であるクリフは屋台で買った食べ物を乞食に与えます。
クリフが食事を与えた乞食はキシリカで、お礼にとドライン病の治療法と治療に使うソーカス草が栽培されている場所を教えてくれ、クリフは識別眼をもらいました。

のちにクリフはビヘイリル王国のスペルド族の村で流行っていた原因不明の疫病を識別眼で見抜き、ソーカス草を煎じて飲ませてスペルド族とルイジェルドを救っています。
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クリフ・グリモルの死亡説とは?

クリフ・グリモルが死亡する時間軸がある
ルーデウスにはヒトガミの頼みごとを聞いて地下室の様子を見に行くと始まる、最悪の時間軸があります。
その最悪の時間軸では、クリフ・グリモルがミリス教団の大聖堂に忍び込んで殺される未来があるのです。

クリフが悲惨な最後を向かえる時間軸は、ルーデウスが地下室の扉を開けて、魔石病にかかったネズミが外に出ることから始まります。
外に出たネズミは、当時妊娠中だったロキシーに魔石病をうつしました。
ルーデウスは魔石病の治療のために、ミリス教団の大聖堂に忍び込んで神級の解毒魔術の本を盗み出そうとします。
しかしその企みは失敗したうえに、大聖堂に忍び込むことに協力してくれたクリフが殺されてしまいました。
ルーデウスは急いでラノア王国に戻りますが、すでにロキシーとお腹の赤ちゃんは亡くなっていました。
ロキシーを救うために取った行動でクリフまで亡くしてしまい、ルーデウスは激しく落ち込みます。
ミリス神聖国で賞金首になったルーデウスは自暴自棄になり、運命はさらに悪い方へ進んでいきました。
クズになったルーデウスに尽くしていたシルフィエットもついには愛想を尽かし、クーデターを企てたアリエルとアスラ王国へ行った結果、悲惨な死に方をします(ヒトガミの助言を聞いたルークが、シルフィエットをクーデターに誘いました)。

ヒトガミからロキシーとシルフィエットが死んだ理由を聞かされたルーデウスは、ヒトガミへの復讐を誓い、ザノバの協力を得て魔導鎧を完成させます(ザノバもミリス神聖国の賞金首になっています)。
ルーデウスはヒトガミの情報を聞き出すためにアトーフェラトーフェのもとへ向かいますが、情報をすんなりとは聞きだせず、アトーフェラトーフェ(と親衛隊)と戦闘になりました。
その戦闘でルーデウスが窮地に立たされたとき、ルーデウスの誤解で邪険にしていたエリスが飛び込んできて、ルーデウスをかばって死んでしまいます。
ルーデウスがいないときにミリス神聖国の神殿騎士団からザノバが火魔術で殺されます(ザノバと一緒にいたジンジャー、ジュリエット、アイシャも切り刻まれて殺されています)。
とまあ、そんな最悪な時間軸があるのですが、いまの時間軸では未来から来た年老いたルーデウスの忠告によって阻止されます。

ですので、クリフが大聖堂に忍び込んで殺されることはありませんし、ほかの誰もが悲惨な死を迎えることはないのでご安心を。
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クリフはエリナリーゼと結婚する?

ラノア魔法大学でエリナリーゼと出会う
クリフはラノア魔法大学でエリナリーゼ・ドラゴンロードと出会い、情熱的に告白してのちに結婚します。
クリフはラノア魔法大学で見かけたエリナリーゼに一目惚れをして、エリナリーゼと親しくしているルーデウスに紹介してもらおうとします。

エリナリーゼには「定期的に性交しないと死ぬ呪い」がありますが、クリフはその呪いのことを本人から聞いても、「呪いはこの僕が必ず治してみせる!だから結婚してくれ!」と、エリナリーゼに熱い告白(とプロポーズ)をしました。
エリナリーゼはクリフの情熱的な求愛に感激して付き合い始め、教室内でも人目をはばからずイチャイチャします(二人っきりの場所では18禁サイト状態です)。
その後クリフはエリナリーゼのために呪いの研究を始め、オムツ型魔道具を作って効果を確認しています(学校を卒業する前には「呪いを抑制する魔道具に関する研究」という研究レポートを発表して、「歴史に残る研究成果だ」と絶賛されています)。
そんなとき、ギースからゼニスの救出が難航しているという連絡を受けて、ルーデウスとエリナリーゼはベガリット大陸の迷宮へ向かうことになりました。

クリフはエリナリーゼに「帰ってきたら結婚式を挙げよう」と提案しました(ルーデウスはクリフに「結婚の約束とは不安になることをしてくれやがる」と内心思います)。
ナナホシの協力で転移魔法陣を使えたおかげで、ルーデウスとエリナリーゼはわずか四か月でラノア王国へ戻ってこれました。
クリフとエリナリーゼはシャリーアにある聖ミリス教会で結婚式を挙げ、学校の近くに愛の巣(アパート)を借りて暮らすようになります。
その二年後、クリフとエリナリーゼのあいだにはクライブという男の子が生まれました。
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まとめ:クリフ・グリモルについて
今回は、クリフ・グリモルについてまとめました。
- クリフ・グリモルは人族と小人族のクオーターでミリス教徒で天才魔術師
- クリフ・グリモルは13歳のときゴブリン退治に来たエリスと出会っていた
- クリフ・グリモルの魔眼は魔大陸でキシリカ・キシリスから食事のお礼にもらう
- クリフ・グリモルにはミリス教団の大聖堂に忍び込んで殺される時間軸がある
- クリフ・グリモルはラノア魔法大学で見かけたエリナリーゼに一目惚れして結婚する
以上、「無職転生◆クリフの魔眼と死亡説は?エリナリーゼと結婚する?」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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