アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2013年10月から5年半の間、累計ランキング1位を維持していた人気作品が原作になっています。
今回は、ギース・ヌーカディアの正体、死亡説、裏切りの意味、ルーデウスに応援要請の手紙を送った理由、プロフィールなどについてくわしく紹介します。
ギース・ヌーカディアの正体は?

ギースは「黒狼の牙」の元メンバー
ギース・ヌーカディアは猿のような顔をした魔族の男性で、「黒狼の牙」の元メンバーです。
「黒狼の牙」ではシーフと雑務を担当していて、戦闘は不得手でしたがパーティーのサポート役として才能を発揮していました。

シーフは、本来は「泥棒」の意味ですが、ファンタジー作品では「攻撃力、防御力は低いけど素早さや運が高く、敵からアイテムを盗む能力を持つ職業」のことです。
ギースもパーティーでは情報収集、進行方向の設定、食料の管理、素材の選別・剥ぎ取り、撤収の判断などを高い水準で行っていました。
ギースは器用でかしこく思慮深い人物ですが、気さくな態度で人と接するので、良くも悪くもとらえどころがない人物です。
出身は魔大陸で、ヌカ族の村長の息子で何不自由のない生活を送っていましたが、それを退屈に思い、家を出て冒険者になりました。

しかし「黒狼の牙」が解散したあとは、剣術も魔術も使えなかったので他のパーティーには入れてもらえず、冒険者をやめてギャンブラーとして生活していました。
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パウロの家族を探すために大森林へ
魔力災害(フィットア領転移事件)が起きたあと、いち早くミリス大陸の大森林で様々な種族を回って、行方不明になったパウロの家族を探してくれていました。
ルーデウスが冤罪でドルディア族の村の牢屋に入れられたとき、ギースは知り合いの獣族に頼んで同じ牢屋に入れてもらい、ルーデウスを見つけて知り合いになっています。
その後、ミリス神聖国で再会したルーデウスとパウロが、お互いの気持ちのすれ違いで親子げんかになったとき、ギースはルーデウスが置かれていた過酷な状況を説明してパウロを諭し、二人を和解させました。

ギースは料理が得意で、前世の記憶を持つルーデウスが「店を出せるくらい美味しい」と評価するほどの腕前ですが、人に料理を教えないことをジンクスにしています。
「黒狼の牙」時代、ギースはゼニスから請われて料理を教えたのですが、それがきっかけでパウロとゼニスが結婚してパーティーが解散することになったと考えているからです。
エリスはドルディア族の村からミリス神聖国へ向かう旅の途中で、ギースに料理を教えてくれと何度か頼みましたが、そのジンクスのせいでとうとう教えてもらえませんでした。
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ギース・ヌーカディアのプロフィール
本名:ギース・ヌーカディア
年齢:40歳以上(初登場時)
出身:魔大陸
種族:魔族(ヌカ族)
職業:ギャンブラー
冒険者ランク:A級
魔術:催眠魔術(ヌカ族固有の魔術)
特技:料理、脱獄
短所:ギャンブル好き(イカサマして捕まる)
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ギース・ヌーカディアはラスボス?

ギースはヒトガミの使徒
ルーデウスがオルステッドの配下になって激しく戦った最後の相手がギースなので、そういう意味ではラスボスといえなくもありません。
しかしギースはヒトガミの使徒なので、やはりラスボスはヒトガミではないでしょうか。
オルステッドはこれまでのループでヒトガミの使徒と見抜かれないように行動してきたギースをヒトガミの「切り札」と見ていますが、ヒトガミはギースのことを「何もできないゴミ」と見下しています。
ギースとルーデウスが初めて出会ったのは、ミリス大陸の大森林にあるドルディア族の村の牢屋でした。

ルーデウスたちが魔大陸からミリス大陸へ船で渡ろうとしたとき、スペルド族であるルイジェルドの渡航料金が法外に高くて払えなかったので、密輸組織を利用して密航することにしました。
密輸業者ガルス・クリーナーの手配でルイジェルドは無事にミリス大陸ザントポートへ密航できたのですが、密輸組織のアジトに密輸品として獣族の子どもがいたことでルイジェルドは激怒します。
ルーデウスがルイジェルドを引き取りに行ったときにはもう押さえることができない状態で、ルイジェルドは密輸業者を皆殺しにする勢いで檻から出ていきました。

さらわれていた子どもたちは無事に保護しましたが、その子どもから聖獣も助けてとお願いされ、ルーデウスはルイジェルドに子どもたちを任せて聖獣を助けに密輸組織のアジトに戻ります。
聖獣を助けに行ったついでに戯(たわむ)れていたルーデウスは、運悪く聖獣と子どもを助けにきたギュエス(ドルディア族の戦士長でギレーヌの兄)から密輸組織の一員に間違われ、捕まってしまいました。
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ギースとルーデウスが牢屋で会う
ルーデウスの冤罪はのちに晴れるのですが、全裸で牢屋に入れられているルーデウスに会いにきてくれたのが、大森林でパウロの家族を探していたギースでした。
さらわれた子どもたちを追っていたギュスターブ(ドルディア族の族長でギレーヌの父親)も、ルイジェルドを密輸業者と勘違いします。

こちらはすぐに誤解が解け、ルイジェルドと獣族の戦士は協力して、ザントポートの密輸組織の残党を壊滅させました。
しかしルイジェルドがミリス神聖国の役人から密輸の濡れ衣を着せられそうになって大きなトラブルになり、解決するのに一週間ほどかかってしまったのでした。
一方、ギースとルーデウスが「先輩」「新入り」と呼び合って獄中生活を楽しんでいたところ、ガルスの手下の密輸業者たちがドルディア族の村を襲ってきました。
ザントポートで密輸業者と獣族の戦士とスペルド族がもめているあいだに、ドルディア族の村で子どもと若い女性をさらって売り払い、儲けを独り占めしようというガルスの計画でした。

ガルスとルーデウスは戦闘になりますが北神流聖級のガルスはとても強く、ルーデウスが危なくなったところをギースが手助けしてくれて、ルーデウスの火魔術でガルスを倒してなんとか勝利しました。
ルイジェルドとエリスがドルディア族の村に来たあと、ルーデウスはギュスターブから村を救ったことで感謝され、ギュエスから密輸業者と誤解したことへの獣族式の謝罪を受けました。
その後、大森林が雨季になって移動できなくなった三か月間、ギースとルーデウスたちはドルディア族の村でいくつかのトラブルはあったものの楽しく過ごしています。
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ギースは最後に死亡する?
ギースはビヘイリル王国の戦いで死亡

ギースはスペルド族の村があるビヘイリル王国イレルの「地竜の谷」を戦いの舞台に選び、罠を入念に仕掛けてルーデウスに挑みましたが、最後はルーデウスの聖級火魔術に焼かれて死亡しました。
ギース陣営とルーデウス陣営

ギースはヒトガミからルーデウスを倒す協力を求められたあと、世界中を回って戦力になる人材を集め、七大列強が二人もいる最強のメンバーをそろえました。
しかしヒトガミの使徒であった魔王バーディガーディと冥王ビタ以外は、ギースが騙したり口車に乗せたりして集めたメンバーだったので、途中からギースの指示を聞かず自分勝手に動くようになります。
その結果、ギース陣営はほぼ全滅して敗北するという最後を迎えました(三代目北神はオルステッドの配下になります)。
一方、ルーデウスの仲間は確実な信頼関係のもと団結して戦いに臨んだことで、ギース陣営に比べて少ない被害で勝利しています(何人かのスペルド族の戦士が死亡し、魔王アトーフェラトーフェが行方不明になりました)。
ギース陣営
- 冥王ビタ(体内に入れば無敵、使徒)
- 闘神バーディガーディ(闘神鎧を装備した魔王バーディガーディ、使徒)
- 元剣神ガル・ファリオン(元七大列強六位)
- 三代目北神アレクサンダー・カールマン・ライバック(七大列強七位)
- 鬼神マルタ(七大列強下位レベルの強さ)
ルーデウス陣営
- 龍神オルステッド(七大列強実質一位)
- ルイジェルド・スペルディア(魔神ラプラスの元親衛隊長)
- スペルド族の戦士
- 魔王アトーフェラトーフェ・ライバック(七大列強下位レベルの強さ)
- シャンドル・フォン・グランドール(二代目北神アレックス・カールマン・ライバック)
- 北帝ドーガ
- 水王イゾルテ・クルーエル
- 剣王エリス・グレイラット
- 剣王ギレーヌ・デドルディア
- エリナリーゼ・ドラゴンロード
- ザノバ・シーローン(怪力の神子)
- シルフィエット・グレイラット
- ロキシー・グレイラット(水王級魔術師)
- クリフ・グリモル
ビヘイリル王国の戦いの詳細
ヒトガミの使徒である冥王ビタは、疫病で苦しむルイジェルドとスペルド族の体を乗っ取って人質にして、ルーデウスをスペルド族の村に足止めさせて時間稼ぎをする役目でした。
しかし判断ミスでルイジェルドの体から出てルーデウスの体に入り込んでしまい、ルーデウスが装備していた「ラクサスの骨指輪」で幻覚を破られて、小さく縮んで死亡しました。
剣神の座を降ろされたガル・ファリオンは、ギースから「龍神オルステッドを倒してもう一花咲かせないか」と乗せられて今回の戦いに参加しています。

ガル・ファリオンはエリスとルイジェルドの二人を相手にして戦いますが、エリスが剣の聖地にいたころのような自信と強さを失っていたことで、エリスに斬られて息を引き取りました。
ビヘイリル王国の防衛を任されている鬼族の族長、鬼神マルタは、ギースから「ルーデウスがビヘイリル王国を滅ぼそうとしている」と騙されて戦いに参加しました。
マルタはギースから指示され、ルーデウスたちが転移魔法陣を利用して移動できないように、ラノア王国シャリーアにあるオルステッドの事務所を破壊しています。
しかしマルタは故郷の鬼が島がアトーフェラトーフェの親衛隊に占拠されたと聞いて、ザノバやドーガと戦っている最中に鬼が島へ撤退してしまいます。
三代目北神アレクサンダー・カールマン・ライバックは、父親を超える英雄になるためにスペルド族を絶滅させ、オルステッドを倒す目的で戦いに参加しました。
アレクサンダーは驚異的な戦闘力と王竜剣カジャクトでルーデウスやシャンドルたちを圧倒していましたが、元剣神が討たれ鬼神が戦線から離脱したと聞いてあわてて逃げ出しました。
地竜の谷の底に逃げたアレクサンダーと魔導鎧一式を装備したルーデウスが対決し、ルーデウスの岩砲弾を連射で受けたアレクサンダーは肉塊になって一度敗北します。
ギースに騙されていたことに気づいたマルタは、数日後、鬼が島に近い都市ヘイルレレで、アトーフェラトーフェとシャンドルの仲介で和解し、ルーデウス側についてギースと戦うことを約束しました。

和解した夜、ヘイルレレの港町の浜辺で酒宴を楽しんでいると、闘神バーディガーディ(とギース)が海中から現われ、ルーデウスたちと激しい戦闘なりました。
バーディガーディの圧倒的な戦闘力に押され、ルーデウスたちはスペルド族の村まで撤退することを余儀なくされました。
しかし撤退は容易なものではなく、殿(しんがり)を務めていたマルタが死亡し、アトーフェラトーフェが行方不明になり、ヘイルレレを消滅させました。
数日後、ルーデウスたちは再び攻めてきたギースとバーディガーディを地竜の谷の地形を利用して迎え討ちます。
しかしやはりバーディガーディの戦闘力はすさまじく、ルーデウスの魔導鎧一式がバーディガーディの攻撃を受けて破壊されてしまいました。
ルーデウスがスペルド族の村に置いてある最終兵器の魔導鎧零式を取りにいくあいだ、ルーデウス陣営は総力を挙げてバーディガーディに挑みます。
ルーデウスは魔導鎧零式を装備して戦場に駆けつけると、バーディガーディの腕を一本ずつ切り落とし、切り落とした腕を結界魔術の魔法陣に放り込んでいきました。
魔法陣に封印された腕は再生しなくなり、ルーデウスたちにやっと勝機が見えてきました。
しかしバーディガーディがおとなしく腕を切り落とされるわけはなく、ルーデウスは腕を切り落とすたびに強烈な攻撃を浴び、腕が残り一本となったと同時に魔導鎧零式を破壊されてしまいました。

魔導鎧零式が壊され危機に陥ったルーデウスに代わって、エリスがバーディガーディに斬りかかって残り一本になった腕を斬り落としますが、衝撃で「凰雅龍剣」が根本から折れてしまいました。
ルーデウスは魔力を最大限に注いだ王竜剣カジャクトをエリスに投げ渡し、エリスは胴体だけになったバーディガーディを受け取った剣で斬りつけました。
王竜剣カジャクトで斬られたバーディガーディは魔力の球体に包まれると、あれほど頑強だった体は押し潰されながら小さくなり、やがて消えていきました。
バーディガーディの体が消えると魔力の球体も消え、闘神鎧の破片と王竜剣カジャクトは地竜の谷の底へ音を立てながら落ちていきました。
バーディガーディの消失を確認したルーデウスたちはすぐにギースを追いかけますが、ギースは地竜の谷の向こう側であっさり見つかりました。
ルーデウスがバーディガーディと戦闘になる直前に撃った、聖級の火魔術フラッシュオーバーにギースは当たったようで、ひどい火傷を負って倒れていました。
ルーデウスたちがギースを見つけたときはすでに虫の息で、ギースはルーデウスに自分の負けを認めたあと、ギレーヌに別れを告げて息絶えました。
ルーデウスたちがギースの死亡を確認してスペルド族の村へ戻る途中、闘神鎧と王竜剣カジャクトを装備したアレクサンダーと遭遇します。
ルーデウスに一度肉塊にされたアレクサンダーは数日間をかけて肉体を復活させ、地竜の谷に落ちてきた闘神鎧と王竜剣カジャクトを装備して這い上がってきたのでした。
闘神鎧を装備したアレクサンダーはルーデウスたちを一瞬で蹴散らし、スペルド族を絶滅させるために村へ向かいますが、神刀を抜いたオルステッドに圧倒的な力でねじ伏せられて惨敗します。

アレクサンダーはオルステッドの配下になり、忠誠の証として右手を切り取り、再生しないように切断面をオルステッドの結界魔術で封印しています。
バーディガーディの体と闘神鎧と王竜剣カジャクトは、少なくともあと百年は地竜の谷の底で、甲龍王ペルギウスの神級の結界魔術で封印されることになりました。
ルーデウスはラノア王国に作っているパウロの墓の横にギースの墓も作り、パウロと一緒にお参りしています。
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ルーデウスを裏切ったという意味は?

ギースとルーデウスは敵対関係になっただけ
ギースはルーデウスを裏切ったわけではありません。
二人ともヒトガミの使徒でしたが、ルーデウスはヒトガミを裏切ってオルステッドにつき、ギースはヒトガミを裏切らなかったので、ただ敵対関係になっただけです。

ルーデウスはヒトガミから家族を人質に取られオルステッドと戦うようにそそのかされましたが、七大列強実質一位にかなうはずもなくボコボコに打ちのめされます。
オルステッドはルーデウスと家族をヒトガミから守ることを約束して配下になることを打診すると、ルーデウスは家族を守るためにそれを了承しました。
一方、ギースは魔大陸の家を出たあとヒトガミの助言で何度も助けられたことがあり、ヒトガミに恩を感じていました。
じつはギースの故郷はヒトガミによって滅ぼされています(ヌカ族はもうギース一人だけです)。
しかしギースは「ヒトガミに騙されたこともあったが、トータルで見れば救われた」といい、恨みは恨み恩は恩と考えて、ヒトガミの使徒でい続けたのでした。
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ギースはヒトガミに認められたかった
ヒトガミは水神レイダ・リィアを使徒にしてルーデウスを殺そうとしますが失敗し、今度はギースにルーデウスを倒すよう協力を求めました。
パウロの息子であり、獣族の村の牢屋で出会って以来「先輩」と呼んで親しくしていたルーデウスと敵対するのは心苦しいところがありましたが、ギースは協力の依頼を了承します。
以前、ギースは冒険者になったものの剣術も魔術も人並み以下だったため、冒険者ギルドで依頼を受けたとき命を落としかけましたが、ヒトガミの助言によって命を助けられたことがありました。

その後もヒトガミの助言でうまく立ち回って冒険者ランクを上げていくことができたのですが、ギースはヒトガミの助言に頼りきりの状況を情けなくも思っていました。
ヒトガミから協力を求められたとき、ギースは「ヒトガミの腰巾着のままでは終われない。俺の協力でヒトガミが勝てば、俺だってやれるやつだ、すごいやつだと証明できる」と考えて了承したのでした。
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応援要請の手紙をルーデウスに送った理由は?

ギースはヒトガミの目的を知らなかった
魔力災害に遭ったゼニスはベガリット大陸のラパンにある転移の迷宮に転移させられました。
家族の行方を捜していたパウロたちはゼニスの居場所の情報を得てベガリット大陸へ向かいました。
しかし危険度Sランクの転移の迷宮での捜索は困難を極め、ギースはラノア王国シャリーアにいるルーデウスに応援を求める手紙を送ります。
ギースの手紙を読んだルーデウスはエリナリーゼとともにベガリット大陸へ渡り、パウロたちと転移の迷宮へ潜ります。
ルーデウスとエリナリーゼが参加したことで捜索がはかどり、罠にかかって行方不明になっていたロキシーも助け出せました(ルーデウスとロキシーは11年ぶりの再会です)。

ヒトガミはロキシーの存在が邪魔だったので、転移の迷宮で罠にかかったロキシーがそのまま死ぬことを望んでいました。
ヒトガミの未来視によると、ルーデウスとロキシーが結婚して娘ララを生むのですが、そのララが遠い未来にヒトガミの存在を脅かす恐れがあったのです。
しかしギースはそんなヒトガミの目的というか思惑を知らなかったので(ヒトガミは使徒にあまり細かく説明しないようです)、ただゼニスのためを思ってルーデウスへ応援要請の手紙を送ったのでした。
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ヒトガミはルーデウスを妨害していた
ルーデウスはギースから手紙が届く1年前に、エリナリーゼからゼニスがベガリット大陸にいることを聞いて知っていました。
しかしヒトガミから「ベガリット大陸へ行くと死ぬほど後悔することになる。ラノア魔法大学へ入学し転移事件について調べるとEDが治る」と助言を受け、当時EDで悩んでいたルーデウスはラノア魔法大学へ入学することを決めます。
パウロを嫌っていてなるべくパウロに会いたくないエリナリーゼの「ゼニスはパウロたちがすぐに助け出す」という説得もありましたが、実はエリナリーゼにはラノア魔法大学へ入学して若い男子生徒を性的な意味で食べまくりたいという下心がありました。

ヒトガミの助言はルーデウスをベガリット大陸へ行かせないように妨害したものですが、使徒であるギースの不手際によってルーデウスとロキシーが再会する結果になってしまいました(二人はのちに結婚して娘ララを生んでいます)。
しかしその後、ルーデウスたちは転移の迷宮の最下層で迷宮の主と戦ったのちゼニスを救出しますが、パウロをその戦いで失くしてしまい、「死ぬほど後悔することになる」という助言は当たりました。
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まとめ:ギース・ヌーカディアについて
今回は、ギース・ヌーカディアについてまとめました。
- ギースは魔大陸ヌカ族の出身で「黒狼の牙」の元メンバーでシーフ担当
- ギースはヒトガミの使徒でラスボスではない
- ギースはビヘイリル王国の戦いでルーデウスの聖級火魔術を受けて、最後は死亡する
- ギースはルーデウスを裏切ったわけではなく、ヒトガミの使徒でい続けただけ
- ギースがルーデウスに応援要請の手紙を送った理由は、ヒトガミの目的を知らなかったから
以上、「無職転生◆ギースの正体と死亡説は?裏切りと手紙を送った理由は?」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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