アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2013年10月から5年半の間、累計ランキング1位を維持していた人気作品が原作になっています。
今回は、ロキシー・ミグルディアの死亡説、ミグルド族の里を出た理由、ルーデウスとの結婚、プロフィールなどについてくわしく紹介します。
ロキシー・ミグルディアとは?

ロキシー・ミグルディアは魔族の魔術師
ロキシーはルーデウスの魔術の家庭教師で、長い青い髪を三つ編みにした小柄な魔族の魔術師です。
努力家で礼儀正しくまじめな性格ですが、間が悪くてドジな一面もあります。
出身は魔大陸ビエゴヤ地方で、種族は小柄な体格と長命が特徴のミグルド族です。
優しい両親のもとに育ちましたが、念話(ミグルド族特有の能力で、いわゆるテレパシー)が生まれつき使えず、ミグルド族の里では孤独な日々を送っていました。

ミグルド族の里を訪ねてきた旅の魔術師ブラッディーカントに初級魔術を教えてもらい、家を出てリカリスで冒険者になりました。
ロキシーは冒険者として生活しながらお金を貯め、ラノア王国にあるラノア魔法大学へ入学します。
ラノア魔法大学を卒業したあと仕事を探しながら中央大陸を旅しているとき、ルーデウスの家庭教師としてグレイラット家に雇われてブエナ村へやって来ました。
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ロキシー・ミグルディアのプロフィール
本名:ロキシー・ミグルディア
年齢:37歳(初登場時)
身長:145センチ
出身:魔大陸ビエゴヤ地方
職業:魔術師
冒険者ランク:A級
種族:魔族(ミグルド族)
剣術:聖級レベル
魔術:水魔術王級、火魔術聖級、ほかの魔術も高レベル
好きなもの:甘いもの
弱点:ミグルド族の念話ができない
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ロキシー・ミグルディアの年齢は?

ロキシーの初登場時の年齢は37歳
ロキシーの初登場時の年齢は37歳ですが、ルーデウスが初めて見たとき「アソコの毛も生えそろってなさそうなのが来た! 中学生くらいか?」というほどの少女の姿でした。
外見は幼くても、ルーデウスの両親(当時パウロ22歳、ゼニス20歳)や、前世の男性(享年34)より年上です。
ミグルド族の平均寿命は200歳ほどで、10歳で成人してからは150歳くらいまでその姿を維持するということです。
ロキシーの身長は145センチで、ミグルド族のあいだでは一般的な身長ですが、ほかの種族からはその身長のせいで子ども扱いされることが多く、なにかと苦労してきたようです。
ちなみに身長145センチは日本人だと小学5年生の女の子くらいの体格になります。
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ロキシーが家出した理由は?

ロキシーは生まれつき念話ができない
ロキシーの種族は魔族のミグルド族で、ミグルド族には「小柄な体格」「青い髪」「ミグルド族同士は念話で会話できる」という特徴があります。
念話はテレパシーみたいなもので、声を出すことなく会話する能力ですが、ロキシーは生まれつき念話ができませんでした。
そのせいでロキシーは魔神語を覚えてくれた両親以外とは話すことができず、村ではずっと疎外感を感じながら過ごしていました。
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旅の魔術師に初級魔術を教わる
ロキシーの出身地は、魔大陸ビエゴヤ地方にあるミグルド族の里です。
ミグルド族の里は、世界地図の右上にあるリカリスから北東へ徒歩で三日ほどの場所にあります。


ロキシーは優しい両親のもとで育ちましたが、念話での会話ができなかったためにミグルド族の里では疎外感を感じていました。

そんなロキシーが13歳になったある日、村の外で空腹で倒れていたブラッディーカントを助けます。
ブラッディーカントは世界中を旅しているアスラ王国出身の魔術師でした。

ブラッディーカントはS級の冒険者で、ルーデウスの実家にあった「世界を歩く」の作者です。
旅の途中にリカリスでミグルド族の話を聞き、興味を引かれて村を訪ねたのでした。
空腹で倒れていたところをロキシーに見つけられ、ロキシーの家でしばらくお世話になっています。
ロキシーは魔人語を話すその旅人のもとで初級魔術を教わり、杖までもらったことで、外の世界への憧れを強くします。
しかしある朝、ブラッディーカントはロキシーに別れの手紙と中級魔術の本を残して旅立ってしまいました(のちにロキシーとブラッディーカントはアスラ王国で再会しています)。
それから1年後、14歳になったロキシーは両親に何も告げずに家を出て、ミグルド族の里に近いリカリスで冒険者になりました。
ロキシーが最初に組んだ冒険者パーティー「リカリス愚連隊」のメンバーには、ルーデウスたちとトラブルを起こした馬面のノコパラや、石化の森でレッドフードコブラに殺された豚面のブレイズがいます。

ロキシーは「リカリス愚連隊」で3年ほど活動していましたが、リーダーのデールが旅の途中の事故で死亡したことでパーティーは解散しました。

その後もロキシーは冒険者を続け、お金を貯めてラノア魔法大学に入学しています。
ロキシーの魔術の師匠で、ロキシーが「師匠」と呼ばれることをきらう原因となった人物(ジーナス・ハルファス教頭)とラノア魔法大学で出会います。
ラノア魔法大学卒業後は世界中を旅していましたが、縁あってルーデウスの家庭教師としてアスラ王国フィットア領ブエナ村におもむくことになりました。
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ロキシー・ミグルディアの強さは?

ロキシーは水聖級魔術師でA級冒険者
ロキシーは初登場時は水聖級魔術師で、のちに水王級魔術師になります。
剣士としての腕も聖級レベルで、冒険者ランクはA級を持っています。
長い間一人で冒険者を続けていたことで戦闘力が上がったのですが、単独で活動せざるを得なかった理由にロキシーが魔族だからというものもありました。
そのように魔族への差別が根深いこの世界において、偏見なくロキシーを受け入れてくれたルーデウスの家族に対しては強い思い入れがあったようです。
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ロキシーはルーデウスと結婚する?

ロキシーはルーデウスと結婚する
ロキシーはブエナ村を去って11年後にルーデウスと再会して結婚します。
ロキシー50歳、ルーデウス16歳の年の差婚です。
シーローン王国で王子の家庭教師をしていたロキシーはアスラ王国の上空に異変を感じ、シーローン王国を去ってアスラ王国に急ぎますが、着いたときフィットア領は消失していました。
ロキシーはパウロが掲示板に残した伝言を見て、ルーデウスの家族を探すために、難民キャンプで知り合った「黒狼の牙」元メンバーのタルハンドとエリナリーゼと魔大陸を目指します。

魔大陸でゼニスのいる場所を知ったロキシーは、ミリス神聖国にいるパウロたちと合流し、ベガリット大陸へ渡ってゼニスが捕らわれている転移の迷宮に潜ります。
転移の迷宮は、転移魔法陣が罠になっている危険度Sランクのやっかいな迷宮で、運悪くロキシーだけがその罠にかかってしまいました。
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ベガリット大陸の迷宮内で再会
ギースから応援要請の手紙を受け取ったルーデウスが途中から合流し、魔物に襲われて窮地に立たされていたロキシーを救い出したことで、ロキシーとルーデウスは11年ぶりの再会を果たしました。

その後、パウロたち一行は最下層の魔力結晶の中に取り込まれていたゼニスを助け出しますが、転移の迷宮の守護者(マナタイトヒュドラ)との戦闘でパウロを亡くし、ルーデウスは左手を失います。
ロキシーは失意のルーデウスを支えながら、ルーデウスの家族が待つラノア王国シャリーアにあるルーデウスの家まで送ります。
ロキシーは一人目の妻シルフィエットに温かく迎え入れられ、ルーデウスの二人目の妻としてそこで暮らしていくことになりました(二人の子どもを生んで育てます)。
のちにロキシーはラノア魔法大学の教師になり、最終的には校長先生になります。
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ロキシーの死亡説とは?

ロキシーが魔石病で死ぬ時間軸がある
ロキシーが魔石病にかかって死亡する時間軸があります。
しかし未来から過去転移魔術でやって来た年老いたルーデウス(通称老デウス)が阻止するので、いまの時間軸ではロキシーは死にません。

ルーデウスはヒトガミからちょくちょく助言を受けていましたが、その助言はどれもルーデウスにとって有益なものだったので、ルーデウスはヒトガミを少しは信用してやろうと考えます。
しかしヒトガミのそれまでの助言はすべてヒトガミを信用させるための罠で、ヒトガミはルーデウスにある行動をさせるために、ルーデウスに有益な助言を続けていたのです。
ある行動とは「地下室の扉を開けること」で、ヒトガミはルーデウスに「地下室に行って異常がないか見てきてほしい」という頼みごとをします。
地下室には魔石病に感染したネズミがいて、ルーデウスがヒトガミの頼みごとを聞いて地下室の扉を開けると、そのネズミが地下室から逃げ出してロキシーに魔石病をうつしてしまうのです。
魔石病は体を魔石へと変える病気で、当時妊娠していたロキシーはまずお腹の赤ちゃんが魔石になって亡くなり、ロキシーもつま先から少しずつ魔石に変わっていって亡くなりました。
地下室の扉を開けたところからルーデウスの運命はどんどん悪い方へと進み、シルフィエットやエリス、ザノバやクリフ、アイシャなども悲惨な死を遂げることになります。
未来からやって来た老デウスは、ヒトガミの頼みごとを聞いて地下室にやって来たルーデウスに扉を開けないように忠告して、古ぼけた日記帳を渡したあとすぐに息を引き取りました。
老デウスの過去転移魔術は魔力が足りなかったせいで内臓を転移させることができず、ルーデウスに事情を簡単に説明するだけの時間しか生きていられなかったのです。
老デウスから受け取った古ぼけた日記帳は、ルーデウスがまさに今日から日記をつけようと用意した日記帳でした。
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まとめ:ロキシー・ミグルディアについて
今回は、ロキシー・ミグルディアについてまとめました。
- ロキシーはベガリット大陸の迷宮の中でルーデウスと再会して結婚する
- ロキシーがお腹の赤ちゃんととともに魔石病にかかって死んでしまう時間軸がある
- ロキシーが死ぬ時間軸は、未来から過去転移魔術で来た老デウスの忠告で回避する
- ロキシーは旅の魔術師から聞いた外の世界に憧れて両親に何も告げず家を出る
- ロキシーの身長は145センチで本名はロキシー・ミグルディア
- ロキシーの初登場時の年齢は37歳でミグルド族の平均寿命は200歳
- ロキシーの出身は魔大陸ビエゴヤ地方のミグルド族の里
- ロキシーは水聖級魔術師(のちに水王級魔術師)で冒険者ランクはA級
以上、「無職転生◆ロキシーはルーデウスと結婚?死亡説と家出した理由は?」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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