アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2013年10月から5年半の間、累計ランキング1位を維持していた人気作品が原作になっています。
今回は、ルーデウスの結婚相手3人の出会いと別れ、結婚までのエピソード、6人の子どもについてくわしく紹介します。
ルーデウスの結婚相手は誰?
シルフィエット・ロキシー・エリスの3人

ルーデウスの結婚相手は、シルフィエット、ロキシー・ミグルディア、エリス・ボレアス・グレイラットの3人です。
シルフィエットはブエナ村の幼馴染み、ロキシーは魔術の家庭教師、エリスはルーデウスが読み書き・算術・魔術の家庭教師をした生徒でした。
ルーデウスと3人の出会いと別れ、そして結婚までのエピソードをくわしく紹介します。
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一人目結婚相手はシルフィエット
シルフィエットと5歳で出会う

ルーデウスが5歳のとき、シルフィエットと出会います。
シルフィエットはルーデウスが暮らしていたブエナ村の幼馴染みで同い年です。
二人が初めて出会ったとき、シルフィエットは緑色の髪のせいで村の男の子たちからいじめられていました。
ルーデウスが魔術の家庭教師のおかげで外出できるようになって、ブエナ村を散策していたときのことです。
いじめっこどもを撃退したルーデウスはシルフィエットと友達になり、魔術を教えるようになります。
ルーデウスとシルフィエットは友達として仲良く過ごしていましたが、ルーデウスの父親パウロは二人が共依存の関係にあると心配し、一度距離を置かせることにしました。
ルーデウスは7歳のとき、貴族のお嬢様の家庭教師としてロアへ出向きました(パウロから力ずくで行かされましたが)。
シルフィエットはルーデウスと突然引き離されて悲しみましたが、再会したときルーデウスにふさわしい女性になろうと考えます。
3年後、ルーデウスが10歳の誕生日を迎えた翌日、シルフィエットは魔力災害(フィットア領転移事件)でアスラ王国の王宮上空に転移させられました。
その転移でシルフィエットはアスラ王国のアリエル王女と縁を持ちます。
その後いろいろな事情が絡み、シルフィエットはアリエル王女とラノア王国にあるラノア魔法大学へ入学することになりました。
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シルフィエットと16歳で結婚

ルーデウスとシルフィエットは15歳のときに再会します。
シルフィエットはラノア魔法大学でフィッツという名前で男性の格好をして、アリエル王女の護衛をしていました。
シルフィエットは北方大地で名を上げてきた「泥沼」と呼ばれる冒険者がルーデウスのことだと確信し、ルーデウスをラノア魔法大学へ入学させて味方に引き入れようとアリエル王女へ進言します。
アリエル王女がジーナス教頭に「泥沼」の情報を渡すと、ジーナス教頭はラノア魔法大学から「特別生」の招待をルーデウスに送りました。
シルフィエットが4年生になったとき、ルーデウスがED(勃起不全)を治すためにラノア魔法大学へ「特別生」として入学してきます。
しかし二人は8年ぶりの感動の再会とはなりませんでした。
ルーデウスは、魔力災害での転移や魔力切れの影響で髪の色が緑から白になっていて、男装していてフィッツを名乗り、サングラスを外さないせいで顔がよく見えない人物を、幼馴染みのシルフィエットだとは気づけなかったからです。
フィッツがシルフィエットだとルーデウスが気づかないまま1年が過ぎ、進展しない二人の関係に業を煮やしたアリエル王女は、少し強引な方法でシルフィエットを後押しします。
その甲斐あってシルフィエットは正体を明かすことができ、二人は男女の仲になり(ルーデウスのEDも無事に治ります)、責任を取って結婚することになりました。
ルーデウスの一人目の結婚相手は幼馴染みのシルフィエットで、ともに16歳でした。
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二人目の結婚相手はロキシー
ロキシーと3歳で出会う

ルーデウスが3歳のとき、ロキシー・ミグルディアと出会います。
ロキシーはルーデウスの魔術の家庭教師です。
ロキシーは年を取っても若く見える種族の魔族で、ルーデウスと初めて会ったときは37歳でした。
前世の記憶を持つルーデウスは幼い時期から「魔術教本」を読んで理解し、独学で初級魔術を習得しました。
ルーデウスは初めて試した中級魔術の制御に失敗して、家の壁に大穴を開けてしまいます。
息子には魔術の才能があると確信した両親が、家庭教師をつけて魔術の才能を伸ばしてやろうと考え、雇った魔術師がロキシーでした。
ロキシーの教え方が上手なこともあり、ルーデウスの魔術は順調に上達し、2年が経ったころには攻撃魔術の上級を四種(火・水・風・土魔術)とも習得していました。
ルーデウスが5歳の誕生日を迎えた翌日、ロキシーは魔術の卒業試験のために、ルーデウスを少し強引に外出させます。
おかげでルーデウスは前世から抱えていた「外に出ることができない」というトラウマを克服することができ、以来ルーデウスはロキシーを神格化して尊敬し続けます。
ルーデウスが卒業試験に合格したことで、ロキシーは家庭教師をやめてブエナ村から去りました。
その後ロキシーは冒険者に戻り、危険度の高い迷宮を単独で踏破して名を上げたことでシーローン王国に招かれ、王子の家庭教師になっています。
ルーデウスは以前盗んでいたロキシーの下着を御神体として奉り、毎日拝んで大切にしていました。
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ロキシーと16歳で結婚

ルーデウスとロキシーは、ベガリット大陸ラパンにある転移の迷宮のなかで再会します。
ルーデウス16歳、ロキシー50歳のときです。
魔力災害が起きて半年後、ロキシーは何もかもが消え失せたフィットア領の惨状を目の当たりにします。
そしてロアの難民キャンプで偶然知り合った「黒狼の牙」の元メンバー、タルハンドとエリナリーゼと3人で、以前よくしてくれたルーデウスの家族を探すため魔大陸へ向かいます。
ロキシーとルーデウスは魔大陸南端の港町ウェンポートですれ違ってしまい、再会し損ねています。
その後、ロキシーたちは魔大陸北西の町クラスマで魔界大帝キシリカ・キシリスからゼニスの居場所を聞き出しました。
ロキシーとタルハンドはミリス神聖国にいるパウロに情報を伝えに行き、エリナリーゼは魔王バーディガーディのコネを使って海を渡り、中央大陸の北方大地にいるルーデウスへゼニスの情報を伝えに行きました。
その後エリナリーゼはルーデウスとラノア魔法大学へ入学し、ルーデウスは学校でブエナ村の幼馴染みと再会して結婚し、ラノア王国シャリーアに家を構えています。
ロキシーはパウロたちとベガリット大陸ラパンへ向かい、転移の迷宮に潜りますが、ロキシーだけ罠にかかってしまい、一人で魔物と戦いながら救援を待っていました。
「黒狼の牙」の元メンバー、ギースから迷宮攻略に難航している旨の連絡を受けたルーデウスとエリナリーゼが、転移魔法陣を使って急遽合流します。
そして魔物に襲われて危機的状況だったロキシーを、ルーデウスが圧倒的戦闘力で救い出しました。
危機一髪のところを颯爽とやって来て助けてくれた理想の男性にロキシーは一目惚れしますが、ブエナ村で別れたルーデウスだと知って驚きます。
その後ロキシーは、父親パウロを迷宮の守護者との戦闘で亡くして落ち込むルーデウスを心身ともに支えながら、ラノア王国シャリーアにあるルーデウスの家へ送りました。
ルーデウスが家族にパウロの死を報告したあと、ロキシーと結婚したい旨を伝えると、ミリス教徒(教義に「一夫一妻制」があります)である妹のノルンから激しく反対されます。
しかしルーデウスがロキシーをずっと尊敬していたことを知っているシルフィエットが快く迎え入れたことで、ロキシーはルーデウスの二人目の結婚相手となりました。
ルーデウス16歳、ロキシー50歳でした。
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三人目の結婚相手はエリス
エリスと7歳で出会う

ルーデウスが7歳のとき、9歳のエリスと出会います。
エリスは、ルーデウスが家庭教師として読み書きと算術と魔術を教えた生徒でした。
エリスは父親がロアの町長を務める、アスラ王国の名門貴族、ボレアス・グレイラット家のお嬢様でした。
エリスは祖父でフィットア領主サウロスの影響でわがままで乱暴に育っていて、二人が初めて出会ったときなどルーデウスは挨拶もそこそこにいきなり顔面を殴られています。
出会いの印象は最悪のエリスでしたが、その後ルーデウスといくつかの出来事を過ごすうちに、絶対的な信頼と好意を寄せるようになります。
ルーデウスは10歳の誕生パーティーをボレアス家で盛大に祝ってもらいましたが、その翌日、ルーデウスとエリスは魔力災害に遭い、一緒に魔大陸へ転移させられました。
魔大陸からアスラ王国がある中央大陸まで、スペルド族の戦士ルイジェルドに助けてもらいながら、二人は3年かけて旅をしました。
フィットア領に着いた二人は難民キャンプで執事のアルフォンスとギレーヌに再会しますが、エリスの両親と祖父サウロスが亡くなったことを聞かされます。
その夜、13歳のルーデウスと15歳になっていたエリスは男女の関係になりますが、そのときエリスは思うところがあり、一枚の簡潔な書き置きだけを残して、ギレーヌと剣の聖地へ向かいました。
翌朝、書き置き(とばっさり切り捨てられた赤い髪)を見たルーデウスは、エリスに捨てられたと勘違いし、ショックでEDになってしまいます。
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エリスと18歳で結婚

ルーデウスとエリスは、ルーデウスがオルステッドと戦闘している最中に再会します。
ルーデウス18歳、エリス20歳のときです。
13歳のルーデウスは傷心(とED)のまま、中央大陸の北方大地へ行き、冒険者をしながらゼニスの行方を捜していました。
ルーデウスが「泥沼」という二つ名で知られるようになったころ、エリナリーゼが魔大陸から海を渡ってきて、ゼニスに関する情報を教えてくれました。
ルーデウスはゼニスのもとへ向かおうとしますが、ラノア魔法大学から「特別生」として招待されたので、エリナリーゼの説得(ゼニスはパウロたちが救出しますわ)とヒトガミの助言(ラノア魔法大学で転移事件について調べればEDが治る)もあり、ラノア魔法大学へ入学することにします。
ルーデウスがラノア魔法大学でブエナ村の幼馴染みと魔術の家庭教師と再会し、EDも治して楽しい結婚生活を送っているころ、エリスは剣の聖地で厳しい修行に明け暮れていました。
家を構え大勢の家族に囲まれ幸せな生活を送るルーデウスは、ヒトガミから「大事な家族を狙われたくなければオルステッドを殺せ」と脅され、オルステッドと再び戦うことになりました。
エリスは5年間の修行ののち、剣神から剣王の称号と免許皆伝を認められます。
エリスが剣の聖地を去る直前、ルーデウスから「エリスの行動で僕は傷ついたこと、ほかの女性と結婚していること、オルステッドと再び戦うこと」が書かれた手紙が届きます。
エリスはギレーヌとラノア王国シャリーアを目指して馬を走らせ、ルーデウスとオルステッドが戦闘しているシャリーア近郊の廃村に急行します。
エリスは瀕死状態になっているルーデウスの前に立ちはだかってオルステッドと戦いますが、剣王となったエリスでもオルステッドにはまったく敵わず、エリスは自分の命を盾にしてルーデウスを守ろうとします。
オルステッドが「ヒトガミを裏切って俺につけ。俺についてヒトガミと戦え」と交渉してきたので、ルーデウスは家族を守るためにオルステッドの配下になりました。
ルーデウスがシルフィエットとロキシーにエリスの存在をあらかじめ伝えていたこともあり、エリスはルーデウスの家族に快く迎えられ、ルーデウスの三人目の結婚相手となりました。
ルーデウス18歳、エリス20歳でした。
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ルーデウスの子どもは何人?

ルーデウスの子どもは6人
ルーデウスの3人の嫁さんには二人ずつ、全部で6人の子どもが生まれました。
シルフィエットはルーシーとジークハルト・サラディン、ロキシーはララとリリ、エリスはアルスとクリスティーナを生んでいます。
続柄 | 年齢差 | 名前 | 母親 | 特徴 |
長女 | ルーシー | シルフィエット | 茶色の髪、クライブ・グリモルと結婚 | |
次女 | 3歳 | ララ | ロキシー | 青色の髪、念話ができる、のちに世界の救世主になる |
長男 | 4歳 | アルス | エリス | 赤色の髪、おっぱい大好き、オルステッドの配下になる |
次男 | 6歳 | ジークハルト・サラディン | シルフィエット | 緑色の髪、腕力が強い、のちに七大列強五位になる |
三女 | 8歳 | リリ | ロキシー | 青色の髪、魔道具大好き、ザノバ商会勤務 |
四女 | 8歳 | クリスティーナ | エリス | 赤色の髪、エドワード・アネモイ・アスラと婚約 |
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まとめ:ルーデウスの結婚相手と子どもについて
今回は、ルーデウスの結婚相手と子どもについてまとめました。
- ルーデウスの結婚相手はシルフィエット、ロキシー、エリスの3人
- シルフィエットとは5歳で出会い、7歳で別れ、15歳で再会し、16歳で結婚
- ロキシーとは3歳で出会い、5歳で別れ、16歳で再会し、16歳で結婚
- エリスとは7歳で出会い、13歳で別れ、18歳で再会し、18歳で結婚
- 子どもは全員で6人で、シルフィエット、ロキシー、エリスそれぞれ二人ずつ
- シルフィエットの子どもはルーシーとジークハルト・サラディン
- ロキシーの子どもはララとリリ
- エリスの子どもはアルスとクリスティーナ
以上、「無職転生◆ルーデウスの結婚相手は誰?3人の嫁との出会いと別れ!」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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