無職転生◆第6話の感想と解説!エリスの祖父サウロスと母ヒルダ!

無職転生 第6話 感想と解説! エリスの祖父サウロスと母ヒルダ!アニメ

アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話のあらすじと感想をまとめています。

感想には独断と偏見と原作を基にした解説と、軽いネタバレが含まれていることをご了承ください。

第5話「お嬢様と暴力」おさらい

  • ルーデウスは五年間、ロアに住む貴族のお嬢様の家庭教師として働くことなる
  • お嬢様のエリスは年下の家庭教師のルーデウスが気に入らず、容赦なく暴力をふるう
  • ルーデウスはエリスが自発的に勉強するようになるよう、ニセの誘拐計画を立てる
  • 手違いでエリスは本物の誘拐犯にさらわれ脱出するが、気を抜いて再度さらわれる
  • 二人はギレーヌに危機を助けられ、ルーデウスはエリスの家庭教師になった

第6話「ロアの休日」感想と解説

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話「ロアの休日」
ルーデウス エリス 引用元:dアニメストア

第6話「ロアの休日」あらすじ

誘拐事件が幕を閉じ、正式にエリスの家庭教師として働くことになったルーデウス。

エリスとギレーヌに算術や魔術を教える傍ら、ギレーヌから剣術を教わるというハードながらも平穏で充実した毎日が続いていた。

しかしある日、休みのない授業のストレスでエリスが再び狂暴になってしまい・・・。

引用元:dアニメストア

アニメ「無職転生」第6話はライトノベル2巻に収められています。

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フィットア領主サウロス

フィリップの思惑により、誘拐事件はギレーヌがすべて解決したことになった。

ボレアス家における剣王ギレーヌの存在の誇示と、ルーデウスの存在の隠蔽という二つの理由で。

ルーデウスはフィリップの妻ヒルダに挨拶するが、舌打ちされて無視されてしまう。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 ヒルダ
ヒルダ・ボレアス・グレイラット 引用元:Twitter

騒々しく登場したフィリップの父サウロスが、孫のエリスに魔術を教えてやってくれと頼む。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 サウロス
サウロス・ボレアス・グレイラット 引用元:Twitter

ルーデウスは頼み事があるならエリス本人から直接いうべきと意見する。

サウロスは納得し、エリスを呼んで「頼み事をしたいのなら自分の頭を下げろ!」と命じた。

しかしエリスは「エリスに魔術を教えてくださいにゃん」とふざけた頼み方をする。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 エリス
エリス・ボレアス・グレイラット 引用元:Twitter

ルーデウスは「それが人にものを頼む態度かあああ!」と大声を上げてしまう。

フィリップはルーデウスを利用して野望を果たすつもりなので、ルーデウスの存在を「他のグレイラット家」に知られるとまずいのです。

フィリップの野望(貴族としては至って健全な野望)は、のちの回で描かれます。

しかしヒルダのルーデウスに対する態度はひどいですね。

ヒルダ・ボレアス・グレイラットの声は、柚木涼香(ゆずきりょうか)さんが担当しています。

柚木涼香さんの代表作は、「NARUTO ナルト」の山中いの役や「キルラキル」の鬼龍院皐月役などがあります。

ヒルダのひどい態度にはちゃんとした理由があって、決してルーデウスがヒルダのおっぱいを見すぎたせいで嫌われたわけではありません。

サウロス・ボレアス・グレイラットは、エリスの祖父でフィットア領の領主でボレアス家の当主です。

サウロスの声は、高岡瓶々(たかおかびんびん)さんが担当しています。

高岡瓶々さんの代表作には、「ましろのおと」の神木流絃役や「名探偵コナン」の富岡茂松役などがあります。

サウロスはなんともクセの強いキャラクターですが、根は悪い人物ではありません。

しかしエリスがあんなに暴力的で声が大きくて横柄なのは、明らかにサウロスのせいです。

原作ではギレーヌが、サウロスの威圧感に負けずにビシッと意見したルーデウスに感心しています。

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「黒狼の牙」元冒険者ギレーヌ

剣術の稽古をするルーデウスとエリス。

魔術の練習をするエリスとギレーヌ。

ルーデウスは夜の自分の時間に、ロキシーの精巧なフィギュアを土魔術で作っていた。

ルーデウスが家庭教師を始めて1か月経つが、エリスは読み書きと算術にやる気を見せない。

ルーデウスはギレーヌに相談し、冒険者のときの経験を引き合いに出して、算術の大切さを説いてもらう。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 ギレーヌ・デドルディア
「黒狼の牙」 引用元:Twitter

冒険者に憧れているエリスはギレーヌの言葉を聞き、算術の勉強にやる気を見せる。

ルーデウスがボレアス家に来て1か月目の、穏やかな日常が描かれています。

エリスは魔術はともかく、読み書きと算術には興味を示さないようです。

勉強から逃げ出し小屋の中で寝てしまうエリスのパンツを下ろそうとするルーデウス。

このシーンはさすがに嫌悪感を覚えました。

中身40歳の男性が9歳の女の子の下着に手をかけているわけですから。

パンツを盗むのはまあ笑えたとしても、直接脱がそうとするのはまったく笑えません。

ギレーヌの過去話から、「黒狼の牙」の情報が少し聞けました。

「黒狼の牙」は剣士が二人、戦士、シーフ、僧侶、魔術師が一人ずつの計6人で、バランス型のパーティーだったようです。

剣士はパウロとギレーヌ、僧侶(治癒術士)がゼニスですね。

シルエットで描かれている「黒狼の牙」の残りの三人の登場が楽しみです。

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ルーデウス剣術の才能は今ひとつ

剣術の稽古を真剣に行うエリスとルーデウス。

実力が近い者との実戦形式と、ギレーヌから的確な指導を受けることで、ルーデウスは剣術の上達を実感する。

しかし剣術の腕はエリスが少々上のせいで、ルーデウスはエリスに打ちのめされていた。

痛む体をさすりながら、くたびれた様子で部屋のベッドに寝転がるルーデウス。

大変だけどシルフィエットとラノア魔法大学へ行くためにがんばろうとルーデウスは気合を入れる。

ギレーヌの指導は理論的でわかりやすいとルーデウスは感じているようです。

パウロの指導は感覚的だったので、ルーデウスはパウロの元では剣術をイマイチ理解できていませんでした。

パウロの教え方は、同じ感覚派のエリスなら相性がよかったかもしれませんね。

ルーデウスは読み書き算術と魔術を教えながら、ギレーヌから剣術を習う毎日で多忙のようです。

しかしルーデウスの作ったフィギュアはますます精巧になっていますね。

最初に作っていたロキシーに、パウロ、ゼニスとリーリャ、そしてシルフィエット、なんと愛馬カラヴァッジョまでいるじゃないですか。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 ルーデウスが作ったフィギュア
ルーデウスが土魔術で製作した人形 引用元:Twitter

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エリス初めての休日

勉強ばかりでストレスがたまったエリスのために、一週間に一度、休日を設けることになった。

その休日に町の市場へ出かけるルーデウスとエリスとギレーヌ。

物価を調べていたルーデウスは屋台の店主に声をかけられ、媚薬を勧められる。

ルーデウスが媚薬の値段をメモしていると、エリスとギレーヌが寄ってきた。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 ルーデウスとエリス
エリス ルーデウス 引用元:Twitter

ルーデウスはエリスとギレーヌに、屋台の商品を使って算術の問題を出す。

ギレーヌは正解してガッツポーズをし、エリスは不正解だけどわかったふりをする。

ルーデウスが本を探していると、エリスがおじい様のお金で買ってあげるという。

ルーデウスは自分のお金を持てるようになってからそういうことをしたほうがいいと断った。

そしてエリスがお小遣いをもらえるようフィリップに頼むことを提案する。

この世界に休日という概念はなかったようですが、人間やっぱり休暇は必要ですからね。

ロアはフィットア領最大の町だけあって市場もずいぶんにぎやかです。

建物や人物など市場の様子がしっかり描き込んであるので、にぎやかな雰囲気がよく伝わってきます。

媚薬のお値段はアスラ金貨10枚、日本円にして約百万円です。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 媚薬
フィットア領産媚薬 引用元:Twitter

庶民にはとても手が出せない金額なので、店主は裕福そうな格好のルーデウスに声をかけたんでしょう。

しかしあの店主、まだ精通もきてなさそうな男の子に下品なジェスチャーをして媚薬を売ろうとするなんて、とんでもない親父ですね。

ギレーヌの給料はアスラ金貨2枚、日本円で20万円でした。

剣神流の剣王に護衛と剣術の家庭教師をさせて月20万円は妥当な金額でしょうか。

ボレアス家に拾われた身だし家賃と食費は引かれないようなので、まあ妥当ですかね。

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甲龍王ペルギウスの空中要塞

ルーデウスは屋敷への帰路、初めて見た甲龍王ペルギウスの空中要塞に驚愕する。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 甲龍王ペルギウスの空中要塞
空中城塞(ケイオスブレイカー) 引用元:Twitter

エリスとギレーヌに甲龍王ペルギウスやラプラスについて話を聞くルーデウス。

ルーデウスは空中要塞を眺めながら、「いつか行けるといいな」と漠然と思った。

ルーデウスじゃなくても天空の城を見たら興奮しますよね。

ペルギウスは、ペルギウス・ドーラという龍族の英雄の一人です。

ルーデウスが心配していましたが、龍族は寿命が長いのでペルギウスはもちろん生きています。

空中要塞はケイオスブレイカーという名前だそうで、ああやって世界中の空を飛び回って監視しているのです。

何を監視しているかというと、エリスたちが話していたラプラス(の復活)をです。

400年前の戦争(ラプラス戦役)で魔神ラプラスは敗北しますが、肉体を滅ぼされる寸前にラプラス因子(魂の情報)を世界中にばら撒きました。

魔神ラプラスはそのばら撒いたラプラス因子を持つ遺伝子を何世代もかけて集めて、条件が整ったときに再度復活しようと企んでいるそうで、それがラプラスの復活です。

ルーデウスはのちにラプラスの復活に深く関わることになりますが、そこから「無職転生」の物語はすごくおもしろくなっていきますよ。

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エリスからのプレゼント

一週間に一度の休日を設けたおかげで、エリスは機嫌よく勉強するようになった。

エリスが自分のお小遣いで買った媚薬をルーデウスにプレゼントする。

媚薬を見てうろたえるルーデウスに、それは何の薬かとエリスが問う。

誤魔化すことができずに逃げ出すルーデウスをギレーヌが捕まえる。

ギレーヌに捕まった拍子にルーデウスが暴れ、媚薬の入った瓶を落として割ってしまう。

「あああ!百万円の媚薬がああ!」と叫んで、割れた瓶に駆け寄るルーデウス。

「無職転生~異世界行ったら本気だす~」第6話 ルーデウス ギレーヌ
ルーデウス 引用元:Twitter

ルーデウスはエリスとギレーヌにくすぐりの刑を受けながら、媚薬とは何かと問い詰められてしまう。

エリスは百万円の媚薬をポンと買えるくらいのお小遣いをもらっているようですね。

エリスにお小遣いを与えたのは、エリスに激甘のあのサウロスでしょうか。

ボレアス家はこの世界で最も豊かなアスラ王国の四大貴族のうちの一門です。

世界で上位数パーセントの富裕層ですから、9歳の娘に百万円のお小遣いを与えるのはどうということはないのかもしれません。

しかしあの媚薬はエリスが自分で買いにいったのでしょうか。

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まとめ:第6話の感想と解説について

今回は、第6話の感想と解説についてまとめました。

  • 誘拐事件が解決したことで、ルーデウスは正式にエリスの家庭教師になった
  • ルーデウスはボレアス家で、エリスとギレーヌに読み書き・算術・魔術を教える
  • ギレーヌはルーデウスとエリスに剣術を教えるが、エリスのほうが上達が早かった
  • ルーデウスはエリスのために一週間に一度、休日を与えてリフレッシュさせる
  • お小遣いをもらえるようになったエリスは、ルーデウスに媚薬をプレゼントする

第6話の「無職転生」は比較的穏やかな日常回でした。

サウロスじいさんの濃すぎるキャラと、ルーデウスがエリスの下着を脱がそうとするセクハラシーンが印象に残りました。

第5話よりはエリスの凶暴さがだいぶ減って、かわいさが増してきたようです。

エリスがラプラス戦役の話など、歴史にくわしいのは意外でした。

「黒狼の牙」のシルエットで見ると、パウロとゼニスのことはよく知ってるのになんだかかっこよく見えますね。

スピンオフ作品で「黒狼の牙」が活躍する話も見てみたいと思います。

以上、「無職転生」第6話「ロアの休日」の感想と解説でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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